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 【1998年式★S1 White Lightning】Buellがある人生♪ 納車からの約1年間について綴っています♪ 現在は別のブログへ引っ越しました^^


by white-buell
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まだまだつづくタイヤの話

またタイヤねたです!
読んでくれている人たちにはあまり面白くない話題かもですが、もうしばらくおつきあいください(笑
ここまでの経過を一旦まとめてみます・・・便宜上、圧の表記はkPa(キロパスカル)に統一しますが、正確には1bar=1kgf/cm2=100kPaではない、ということをお断りしておきます。

・今年の夏頃、メッツラーのスポルテックM5を前後220~230kPaで乗っていたのだが、ふと250kPaに圧を上げてみたところ乗り味がかなり変わった(良い方向に)。

・ピレリのエンジェルSTに履き替えてみて、やっぱり250kPaで乗ってみた、悪くない感じ。

・一昔前(90年代)のバイクの指定空気圧は(たしかTRX850も)220~250kPaくらいだったんだけど・・・いまどき最新タイヤの適正空気圧が気になり始め、あれこれネット検索をしてみて色んな意見(特にオザワさんのコラム)に触れるうちに、S1Wでのいまどき最新タイヤの適正空気圧を探ってみたいと考え始める。

・前後とも、タイヤに書かれている空気圧290kPaを入れてみる、乗り味が良い方向に激変!(ただし直前の圧はフロント200kPa、リア230kPaだった、冬に入り気温低下で圧がかなり下がっていた模様)

・ただ1点、バンク中、腰高に感じるところもあり、100点満点の乗り味とは言えない。

・S1の指定空気圧よりもかなり高く、タイヤに表記されている数値は空気圧の限界を示している場合があるので危険なのではないかという心暖かいツッコミ(ありがとうございます!)をいただく。

・安全に関わることなので、タイヤメーカーへ直接問い合わせをしてみる。 ←今ココ



【ピレリジャパンからの回答】
・エンジェルSTに関して、標準空気圧は290kPaとしている。
・いまどきの1000ccのバイク(スーパースポーツ系でしょうね、きっと)の場合だと、リアタイヤの指定空気圧は290kPaのモデルが多い、フロントタイヤに関してはそれより低い圧のものが多いようですね、とのこと。
・フロントタイヤも290kPaを指定空気圧にしているバイクもあるようだ(ZZR1400なんかがそうですね)。
・(基本設計が15年前のバイクに乗っている点を伝えたところ、ちょっと返答に困ったような感じを漂わせつつ)基本的にはバイクメーカーの指定している空気圧で使用してください、とのこと。

というわけで、タイヤそのものに対して290kPaの空気圧で走行する分には「破損などの危険性」はなさそう。
ただし、S1Wの指定空気圧よりかなり高いことは事実なので「イコール安全である」とも言い切れない。
あくまでもタイヤメーカーはバイクメーカーの指定空気圧で乗ることを推奨している・・・が、それもまた私個人が感じる最高の乗り味を保証するものではない。

うーん・・・



【いまどきの単車たち、のバイクメーカー指定空気圧】
KAWASAKI ZZR1400 = F290kPa/R290kPa(1名・2名乗車時共に)
HONDA CBR600RR = F250kPa/R290kPa(1名・2名乗車時共に)
BMW F800S = F250kPa/R280kPa(1名・2名乗車時共に)
Buell XB12R&9R = F248kPa/262Kpa(1名乗車時、2名乗車時の指定値は記載なし・・・2005年のマニュアル)
Triumph Street Triple = F235kPa/R290kPa(乗車人数などによる指定なし)
Triumph Daytona675R = 235kPa/R250kPa(乗車人数などによる指定なし)
ネットでオーナーズマニュアルやサービスマニュアルを検索して、指定空気圧が高い順に並べてみました^^

【いまどき、でない我が愛車たちの指定空気圧】
Buell S1W '98年 = F220kPa/R250kPa(1名乗車時)
Buell S1W '98年 = F250kPa/R280kPA(2名乗車時)
YAMAHA TRX850 '95年 = F225kPa/R250kPa(1名乗車時)
YAMAHA TRX850 '95年 = F250kPa/R280kPa(2名乗車時)

上記の通り、いまどきの単車たちの指定空気圧と、15年前の単車の指定空気圧には大きな隔たりがあるようです・・・また、国産・外国製を問わず1名乗車と2名乗車での指定圧の違いもなくなっているようです??
同系列のスポーツスター系エンジンを積んだBuellでもXB12Rの指定空気圧はS1よりもかなり高めですね、これはタイヤの進化と関係があったのではないでしょうか。
つまり、S1W時代のOEMタイヤと、XB12R時代のOEMタイヤの性能・特性の違いがあったのだと考えるのが自然ではないでしょうか・・・そしてXBシリーズのデビューから更に年月は経過しています。
トライアンフの場合、同排気量であるデイトナとストリートトリプルでリアタイヤの指定空気圧に差があるのですが、実はここには純正指定タイヤの違い、があるのです。
S1Wの指定空気圧にいちばん近いデイトナの場合は同じピレリでも(ロッソコルサよりもレーシーな)ディアブロ・スーパーコルサが純正指定タイヤ、ストリートトリプルの場合はディアブロ・ロッソコルサが純正指定タイヤなのです・・・この辺の指定空気圧の違いはちょっと興味深い点です、内部剛性の違いなのかな?どうなんだろう。
ちなみに私のS1Wに今履かせているエンジェルSTはロッソコルサより更にツーリング向けのタイヤです。
こうして見ると、S1Wのフロントに290kPaはさすがに入れ過ぎのような気がしてきますね・・・コーナー脱出時の感覚についてリアタイヤは290kPaでもかなり良い感触がありましたので、もしかしたらフロントの圧を下げることで腰高感の解消につながるかもしれません・・・ま、試してみないとわかりませんけどね^^



そんなわけで、本日ドンキホーテで携行出来そうなサイズのフットポンプを680円で購入してきました。
ここまで来たら乗りかかった船、自分とS1Wにとって最適ないまどき最新タイヤの空気圧を徹底的に探ってみようかと思います!
by white-buell | 2011-11-30 01:26 | tire